まさかの
まさかの この人が こんだけ書いてくれるとは、、
とはいえ
中の下の彼女はどうなった?
そこんところ ちろっと書いてほしかったなあ。
おばさんから見て最低の彼女だったもんね
孫の立場ってのも
親戚の間で葛藤するのも
実は あなたがいなくても じいちゃん堂々と長生きするんだよ
ってのも
もしかしたら ぽっくりいっちゃうのかも
完結しないところが
リアルでよかったなあ
p.95の病院での看護師さんと患者の婆ちゃんの会話が最高
死にたいっていう死にたい人はお年寄りにはあまりいらっしゃらないと思う。
でもって
今日 お好み焼き作って食わそうと思ったね
私は未だに 男性を介助する余裕が心にない
家族でも ボケ親に向き合えないのは
息子(おとこ)の方だという事も実感している。
そうじゃない人もたまたま巡り会っているけれども
嫁さんがよほど 年寄りと接触していない限りは
見て見ぬ振りされちゃうのが落ちだし
介護って
人と人との距離間を試されるから
おもしろいんだけどね
悲惨だという人は
実験が嫌いな人もしくはまじめすぎてがちんがちんなんだと思う
こんだけ 手抜きもやりすぎもどういう結果が出るか見える作業もないんだけどね
子育てよりずっとわかりやすい結果が出るんだけどね
子育ては怖い
絶対に 思った方向に向かないからね
介護はちがうんだよ
やればやるほどおもしろくなるんだよ
体力もいるし
だから 家の中だけに居られないってことだよ。
寝たきりが大変って
寝たきりでもいろいろあるからねえ
介護用ベッドに寝てみたらわかる事もいっぱいあるしね。
立っている人と
立てない人と
目標があったらこう動けるっていうのも意外性があって研究対象になるしね
記録を付けることが一番楽しいんだけどね
小説なんだけども
妙にリアルな事がいっぱいあって
非常に面白かったです。
お年寄りが嘘かまことか混同するのはよくあることで
罪がないっちゃあ罪がないんだけども
そのまんましんじちゃって 気持ち砕かれることは理解できます。
孫っていうのは じじばばに対して それらの人たちの子供つまり
自分の親やおじおばさんたちを心配しすぎるし
お年寄りとの距離が近くなりすぎるかもしれない
もしくは まったく遠すぎるから
死んだあとで アッと思う事も多いと思う。
ムスコから見たら母親って強すぎるように見えて
実際は もっともっと図太く強いってことを知らないし
結果的に この主人公さまは 自分のために
とっとと役割を転換してしまうんだけれど
自分の親の番になったら
この経験が生かせるかどうかはわからんぞと
これのあとの話ができたら面白いと思ってたりします。
参考になったのはこちら
硫黄島からの手紙
人間爆弾 桜花
予科練資料館
ミリオンダラー ベイビー
クリント・イーストウッド
腕立て伏せ